ワークスペース
OmniWeb のワークスペースは、ウインドウを散乱させることなく、新しい次元で タブ 機能を補完するものです。ワークスペースにより、OmniWeb のブラウザウインドウの様々な組み合わせを、それぞれ別個に管理できます。いかなる場合でも、現在使用中のワークスペースに属するブラウザウインドウのみを表示させることができます。この場合、他のワークスペースに属するウインドウは隠され、ウインドウは散乱しないため、手元のタスクやトピックに集中できます。
たとえば、オンライン銀行の Web サイトで決済などを行いたいときにいつでも利用できる銀行用ワークスペースを設定し、別のワークスペースは検索専用、また別のワークスペースはお好みのニュースサイトを集めたもの、というような設定も可能です。

ワークスペースウインドウ
ブラウジング中に自動保存
OmniWeb のワークスペースでは、さまざまなコンテンツを別々に表示させておくよりもはるかに多くのことができるのです。ワークスペースではまた、OmniWeb でのブラウザの状態を自動的に保存し、次回ブラウザを起動したときに復元させることができます。各ワークスペースには ブラウジング中に自動保存 という設定があり、これを有効にしておくと OmniWeb はそのワークスペースに関するほとんどすべてのことを記憶しており、ブラウザを終了しても次にそのワークスペースを有効にすると、終了時の状態が復元されます。
たとえば、アップルの Mac OS X の最新のアップデートをインストールしてコンピュータを再起動する必要があっても、ブラウザで開いている内容がすべて消えてしまうのを心配する必要はもう二度とありません。滅多にないことですが OmniWeb がクラッシュしても、再起動したときにすべてが復元されたのを見てほっとすることでしょう。
ワークスペースの 自動保存 設定が有効になっている場合、以下の情報がワークスペースに保存されます。
- ワークスペース内で開いているすべてのブラウザウインドウ(タブも含む)。
- すべてのウインドウの位置とサイズ、ツールバーの設定、ステータスバーの表示/非表示。
- 最小化されたウインドウがあればその状態も。
- アクティブなウインドウと、各ウインドウ内でアクティブなタブ、タブの配置およびウインドウの配置。
- 各ウインドウのタブドロワーのサイズと表示モード。
- 各ウインドウでのタブごとの履歴。
- 読み込み済のページに入力されたフォームの値。
- ワークスペースで開いているページごとのスクロール位置。
ただし、現時点では実際の Web ページデータが保存されるわけではないことにご注意ください。ワークスペースは、各タブに読み込まれたページのアドレスや URL を保存しますが、実際のページ自体を保存するわけではありません。ページを読み込むごとにインターネットまたはディスクキャッシュから Web ページを取得し直します。
OmniWeb の初回起動時には、デフォルト ワークスペースを使用しています。このワークスペースでは 自動保存 設定が有効になっていません。このままでは、他の多くのブラウザと同様に、利用中のウインドウやタブをブラウザ終了時に忘れてしまいます。
自動保存 設定はすべての新規ワークスペースにおいてデフォルトで有効になっています。この後ワークスペースウインドウを開くと、デフォルトのワークスペースでも自動保存機能を有効にすることができます。
OmniWeb のワークスペースで保存したすべての設定は環境設定における設定より優先されます。たとえば、以下のような場合です。
環境設定では、タブドロワーをブラウザウインドウの右または左に開くように設定することができます。ウインドウを保存しているワークスペースで新規ウインドウを作成し、環境設定に従ってタブドロワーを右に開きます。後でブラウザウインドウの左にタブドロワーを開くように環境設定を変更します。右にタブドロワーを開くように設定したウインドウを含むワークスペースを復元すると、タブドロワーは右に開いたまま復元され、環境設定のドロワーを左に開く設定は無視されます。
スナップショット
ワークスペースは スナップショット を持つこともできます。スナップショットはいつでも復元できるワークスペースのピクチャのようなもので、スナップショットを撮った時の状態にワークスペースを巻き戻すことができます。
これは多くの状況において便利です。たとえば、以下のような場合です。
毎朝コーヒーを飲みながらいくつかのニュースサイトへアクセスし、読みたい記事ごとに新規タブや新規ウインドウを作成していませんか。これらのサイトすべてを含むワークスペースを設定しておけば、こうした行動パターンにはうってつけです。一つの行動に集中できるからです。サイト内を通読するまでに多くの新規ウインドウやタブを開きますが、後日それらは不要になります。本当に欲しいのは、ニュースサイトの読み込みを完了した時点でのホームページだけで、その状態のワークスペースに簡単に戻れることが必要です。
ニュースサイトワークスペースを設定する場合、まず表示したいページをそれぞれ読み込みます。一度ワークスペースをお好みに応じて設定し、ワークスペースのスナップショットを撮ります。これが初期状態として保存され、翌日から簡単にスナップショットを復元できます。このとき、前に読んだ記事のタブやウインドウはすべて削除されます。
スナップショットと保存されたウインドウは、完全に別個に独立しています。ウインドウを保存しないワークスペースに対するスナップショットを撮ることもできますし、その逆も可能です。ワークスペースが開いており保存されているウインドウがない場合は、ワークスペース用のスナップショットが自動的に復元されます。
スナップショットがあるワークスペースは、ワークスペース名の隣にカメラのアイコンがついています。 ワークスペースからスナップショットを取り除くには、開いているウインドウをすべて閉じ、空のワークスペースのスナップショットを撮ります。
ワークスペースの管理
OmniWeb の メニューには、利用可能なワークスペースに加えて、ワークスペースを操作するためのコマンドが表示されます。メニューからワークスペースを選択すると、そのワークスペースが有効になり、現在開いているワークスペースは無効になります。ワークスペースはアルファベット順にメニューに表示され、 から までキーボードショートカットに割り当てることができます。各メニュー項目についての詳細は、 メニューの説明 をご参照ください。

新規ワークスペースパネル
メニューの から、ワークスペースウインドウを開くことができます。このウインドウから、ワークスペースを確認/管理したり、ワークスペースを切り替えることができます。

ワークスペースウインドウ
ワークスペースウインドウを用いると以下のことができます。
- 新規ワークスペースの 追加 および既存のワークスペースの 削除。
- 各ワークスペースの ブラウジング中に自動保存 設定の切り替え。
- 目的のワークスペースをダブルクリックして ワークスペースを切り替え。
- 選択したワークスペースの名前をクリック、またはワークスペース名を option-クリックして ワークスペース名を編集。
- ワークスペースの内容の確認。 左側のワークスペースを選択すると、そのワークスペースの内容が右側で表示されます。
- ワークスペースウインドウの右側から左側へウインドウをドラッグして、ワークスペース間で ウインドウを移動。
- ウインドウの左側のリストから Finder や Mail など他のアプリケーションに ワークスペースをドラッグ して、他の OmniWeb ユーザとワークスペースを共有。
最後に用いたワークスペースを復元せずに OmniWeb を起動したい、というのは非常にまれですが、その場合は shift キーを押したまま OmniWeb を起動してください。新規ワークスペースが作成され有効になります。最後に使ったワークスペースで OmniWeb を起動するとクラッシュしてしまう場合などに役立ちます。